児童発達支援センター
児童発達支援事業・放課後等デイサービス

入職のきっかけは？

以前、小学校の事務員をしていました。その時、初めて、発達に凸凹のある児童と接する機会がありました。勤務地が田舎だったこと、今よりも情報が少ない時代ということもあり、皆で協力してその児童を見守ることが唯一できることでした。今思えば、彼は自閉症スペクトラム障害だったのかもしれません。その後、神戸へ移り住み、近所の方がここ福祉ネット寿に勤めていました。その方から、ここの仕事の話を聞き、あの時の児童を思い出しました。「今なら私にも何かできるかもしれない」と考え入職しました。

働く上で大切にしている所は？

子どもたちが、少しでもスムーズに生活できるように、その時々の環境に馴染めるように心がけています。少しでもつまずきの軽減につながるお手伝いができればと思っています。日常生活の中で、「今、楽しいな！」と思うのではなく、それを超えて「いつも楽しい！！」でいっぱいにしてあげたい。そのためには、遊びであっても療育であっても、環境設定が重要となってきます。私にできることは少しかもしれませんが、やはり、何事もコツコツと続けていくことが大事。そこから、一つひとつの輪が広がり、人と人が繋がっていく、そんなイメージをもって働いています。

ここで働いて良かった所は？

職員みんなが、いつも、子どもたちのことを「かわいいな」と思い「力になりたいな」と考えています。職員それぞれの考え方は違いますが、同じ方向に向かっているのが素敵だなと思います。私が言うのもおかしな話ですが、みなさんとても純粋です。本当に、この職場に出会えてよかったです。これからもみんなで力を合わせて、きめ細やかな療育支援を行っていきたいです。