児童発達支援センター
児童発達支援事業・放課後等デイサービス

  • ふくろうの家のinstagram

  • 友だち追加

阪急六甲駅から徒歩約10分、高羽町バス停からすぐ!

住 所 〒657-0012 神戸市灘区一王山町8-8
TEL 078-821-2330
FAX 078-855-8225

閉じる

  1. 事業案内

BUSINESS 事業案内

ST

言語療育とは

ひとりひとりのニーズや困り感に寄り添い、子どもの発達段階や興味に合わせて、無理のないプログラムの中で、ことばや社会性、認知面を育てていきます。
また、保護者の方が今の悩みを気軽に相談し、言語面だけでなく 生活全般においての子どもの成長につながる支援を考えます。

療育で遊びやゲームを入れるのはなぜ?

一般的な子育てや訓練では、「繰り返しがんばる」「がまんする」ことがよいとされています。でも、発達に凸凹のある子どもたちにとっては、興味のないことや無理やりすることは逆効果になることもあります。
療育は、積み重ねることが大事です。「またやりたい」「もう1回したい」と子ども自身が思えるようになるためには、楽しい雰囲気で取り組める「遊び」が一番です。また、実際に体験しながら覚えたことの方がより記憶に残ると言われています。
大人から見ると、ゲームはただ遊んでいるだけに思うかもしれませんね。療育での遊びは、目的をもったプログラムの一部として行います。そのため、一人一人のプログラムに応じたゲームを選んでいます。保護者も入って遊ぶことで、好きな人と気持ちを共有する楽しさを知ることができ、家庭での取り組みにもつながります。
2人(親子)対先生となることで、困った時やこんな時どんな気持ちなどの見本を示すことができ、コミュニケーションスキルの向上を促すことができます。他に、ルールを理解する・説明する(ことば)、順番やルールを守る・相手に物を渡す声かけする(社会性)、負けた時勝った時の気持ちのコントロールなどたくさんの目的をもって行っています。

「ほめる」ではなく「認める」ことを大切に

「ほめる」と子どもは喜びます。「ほめると伸びる」ともよく聞きますが、なかなかほめる場面が少ないのが凸凹をもった子どもたち。また、「ほめられるからする」「ほめられるように行動をコントロールする」ことになっていないでしょうか?
 療育のなかではほめることもありますが、「認める」ことを大切にして関わっています。では、子どもを「認める」ということはどういうことでしょうか。1つは、子どもの行動を具体的に伝えること。もう1つは、自分の気持ちを伝えること。(コーチングというアプローチの1つでもあります)
例えば、ゲームの片付けをした子どもに「片づけたんだね(具体的事実)。(先生は)助かったわ(気持ち)」と伝えます。そうすることで、行動に価値がある、というメッセージが伝わるとともに「見ててもらっていた」「やっていたことは合っていた」という安心感や良い行動の定着につながります。 「ほめる」という行動は最後までさせないとできません。 また、ほめない=しかるになってしまいがちです。
でも、「認める」はできたところまでを伝えてあげるとよいので、凸凹のある子どもの家庭でも「○○できたね」と気軽に声かけしやすくなります。
そして、大人の気持ちも伝えることで「自分と気持ちを共有してくれる存在」になり、親子の信頼関係がより強くなっていきます。そして、認められることが続くと自己肯定感の向上(自分ってすごい)にもつながります。

「楽しい」ではなく「楽しむ」

大人も子どもも楽しいことは大好きですよね。楽しいと時間がたつのも忘れ、前向きに取り組み、いくらでも続けることができます。「楽しい」は人やモノから与えられるものですが、「楽しむ」は楽しいことをさらに自分で考えてもっと楽しい状態を作り出していくことです。
集団で何かしていると、思わぬトラブルが起こったり「えー」と思うめんどくさいことが起こったりします。そういう時に見方を変えることができると、また違った楽しみ方で目的達成ができたり、思わぬ展開からもっと楽しいことが起きたりします。凸凹のある子どもたちは、自分の思っていない展開や変更などに弱く、不安になったり怒ってしまったりします。
予想外の展開を受け止めて「どうやったら続けられるかな?」と考え、目的に向かって自分のできる形で取り組めるようになれれば、学校などの集団生活の場でみんなと活動しやすくなってきます。そして「無理と思ったけどできた」「違っていても楽しかった」という成功体験は、自分の考え方が柔軟になり、周りの人の意見にも耳を傾けるようになってきます。(社会性の向上)

自分も相手も心地よい関係つくり

凸凹のある子どもたちは「相手に合わせること」「気持ちをコントロールすること」ができるように求められます。しかし、自分を我慢してうまく付き合えるようになっても、自分をおさえてばかりではストレスがたまり、いつか爆発してしまったり疲れてしまったりします。
人との中でお互いに心地よく過ごすためには、「自分もOK」「自分もその場で何でも言える空間」でないといけません。では、お互い心地よい関係を作るためにはどんなことが必要でしょうか。それは「他人に関心をもつ」ということです。関心をもつことで、あいさつをしたり、相手の話に耳を傾けたり、もっと話を続けたり。関心がなければ、あいさつもしないでしょうし、自分の話を一歩的に話してばかり、ということが起こります。
 社会に出ると、社会は人と人の関係で成り立っているので、さまざまな人と良い関係を築けることが大切になってきます。「みんな仲良し」を気にしすぎず、相手に応じて距離感を変えて関われる関係を築けるようになることが、ソーシャルスキルだと考えます。そのためには、相手に応じたコミュニケーション能力が必要になってきます。
 療育では、どんな子どもにとっても大切な自分の意見を伝えたり気持ちを伝えたりできるようにしていきます。自分の意見は決めかねる苦手なタイプの子どもには、「何を言っても正解」という雰囲気の中で練習をします。自分の意見を押し通そうとするタイプの子どもには、他者の存在を確認するところから練習します。そのうえで、相手の意見や気持ちをきく(あいづち)、尋ねる(関心を持つ)、相手を尊重しながら自分の気持ちを伝えていくというようにソーシャルスキルを伸ばしていくトレーニングを行います。そうすることで、集団生活が居心地の良い空間となり、所属意識が高まり共有体験が楽しいと 感じられるようになります。

TEACCH

発達トレーニング

気が散りやすい、周りの刺激にひっぱられやすい、
不安が強い、見通しをもてない、
こだわりが強い、かんしゃく…
本人もお母さん・お父さんも困っているけど、
どうしたらいいのかしら。
その行動には理由があります。
子どもを理解すれば、その理由がみえてきます。
そして、子どもの「できた!」「わかる!」
「楽しい、もっとやってみたい!」の姿から、
沢山の発見があります。
子どものできることを一緒に増やしてあげて、
子どももお母さんも「そういうことやったんか!」を
経験しませんか

療育を通して

「どうして言う事をきかないの」「私、子どもに怒ってばっかり」「『療育受けたら』と言われたけど、何したらいいの何ができるの」・・・こういった思いは、もしかしたら、子どもさんができないことばかりに目がいってしまっていたり、お母さんの期待が大きすぎたりするのかも知れません。はなまる教室では、お母さんと心理士とで、「子どもさんが、どうやったらわかるようになるのか」を一緒に考える場だと考えています。また、子どもさんが「楽しい」と感じることと、いろんなことにチャレンジして「できた」という手応えを感じてもらうことを一番大事にしています。楽しい気持ち、できた喜びを、そばにいてくれる大人と共有することは、心や社会性の発達には特に大事なことなんです。お母さんも、子どもさんの嬉しそうな表情や誇らしげな様子から、いろんなことに気付かれると思います。「こうやったらできるんだ」「こうやったらわかるんだ」を一緒に感じましょう。そして、お母さんもほっとできる時間、場所となりますように。

検査について

【新版K式発達検査】
乳幼児向けの検査用具には、積木など、乳幼児にとってなじみのあるものが使われています。子どもの自然な行動を観察しやすい検査です。「姿勢・運動」(PM)、「認知・適応」CA)、「言語・社会」LSの3領域について評価されます。3歳以上では「認知・適応」面、「言語・社会」面の検査に重点が置かれます。検査結果としては、この3領域の「発達指数」と「発達年齢」が分かります。

新版K式発達検査

ご利用にあたり

ご利用対象者 未就学・就学児
ご利用時間 14:15~17:30
ご利用曜日 月曜日、木曜日、金曜日

※ご利用曜日、時間(長期休暇など)は施設によって異なります。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

078-821-2330

営業時間9:00~17:45(土日祝を除く)

OTHER 施設紹介